院長ブログ
BMI vs BCS
2023.01.28
今時の体重計は、とっても凄いと思いませんか!
体重が表示された後に筋肉量やら体水分率などなど、
数字がゴチャゴチャと出てきます。
![](https://blog.dr-nyan.com/wp-content/uploads/2021/06/DSC00752.jpg)
あの数字がよくわからん!
だから体重しか見てないませ〜ん・・・
だから体重しか見てないませ〜ん・・・
![](https://blog.dr-nyan.com/wp-content/uploads/2021/06/DSCN7745-e1623747005673.jpg)
BMIとか
体脂肪率とかも出てくるよー
体脂肪率とかも出てくるよー
![](https://blog.dr-nyan.com/wp-content/uploads/2021/06/DSC00752.jpg)
BMI?何じゃそれ??
IBMならしっとるけど!
IBMならしっとるけど!
はいはい!
「IBM」はコンピューターの会社ですね!
「BMI」はボディマス指数って言いますが・・・
これは体重と身長から割り出された肥満度を表す体格指数なんです。
ま〜数字が大きいほど肥満って事なんですよね!
でもこのBMIは、ヒトの体を基準とした指標なんです。
そのため犬では使うことができません。
![](https://blog.dr-nyan.com/wp-content/uploads/2021/06/DSCN7745-e1623747005673.jpg)
体脂肪率は?
体脂肪率は犬や猫でもあるじゃん?
体脂肪率は犬や猫でもあるじゃん?
そうですよね〜
体脂肪率は目安にはなります。
でもヒトのように簡単に体脂肪を測ることができません。
![](https://blog.dr-nyan.com/wp-content/uploads/2023/01/TAMA.jpg)
そうそう!
だからBCSというのがね
我々にはあるんじゃん!
だからBCSというのがね
我々にはあるんじゃん!
そのようなことから・・・
犬や猫の体型を、わかりやすく評価する方法として「
ボディ・コンディション・スコア=BCSというものがあります。
BCSは検査機器を使いません。
見た目と触った感覚で「痩せ過ぎから太り過ぎ」を評価します。
しかも測り方と診断基準がわかれば・・・
自宅でもBCSをチェックすることもできます。
そしたら食べている量などが適正かを判断することもできます。
また肥満の予防だけでなく、体重の減少にも早めに気づ来ます。
BCSのチェック方法は
上や横からの見た目や、肋骨や腰の確認なんです!
![](https://blog.dr-nyan.com/wp-content/uploads/2021/06/DSC00752.jpg)
あ〜ぁ結局さ
ウエストのくびれ!
腹の出っぱりじゃん!
ウエストのくびれ!
腹の出っぱりじゃん!
そうなんですけどね・・・
他にも腰の骨の出っぱり!
肋骨を見て触ってチェックもあります。
![](https://blog.dr-nyan.com/wp-content/uploads/2021/06/DSC00752.jpg)
俺なんかさ・・・
胸にもお腹にもお肉
腰にくびれもなく
腹も垂れ下がっている
ただの肥満じゃーん!
胸にもお腹にもお肉
腰にくびれもなく
腹も垂れ下がっている
ただの肥満じゃーん!
体重が増えることで問題となるのは、食べ過ぎと運動不足です。
その場合にはフードの質や量、そして運動量を考えましょうね!
規定量のフードを食べているのに、痩せてしまうこともあります。
その場合には、健康上の問題があることもありますので注意しましょう!
ご心配であれば、ご相談くださいね!