冷え

2020.11.01

暑いより寒い方が好きな、千葉県佐倉市の若山動物病院院長の、若山正之です。

猛暑で外にも出たくなかった夏も過ぎ・・
涼しい吹きだした秋から紅葉という衣替えを迎え、冬へと時は流れています。

温度差が激しいと、自律神経のバランスを崩してしまいます。
そうなると血液の流れが悪くなり、体の細胞は酸素と栄養不足に陥ってしまいます。
血液の流れが悪くなると、適切な体温調節ができなくなります。
その結果、代謝が落ち『冷え』を起こやすくなっています。

また今年の夏は猛暑のため、散歩や運動を控えることが多かったことでしょう。
そのためた筋肉量が減ってしまい、『冷え』を起こしやすい体へとなっています。
また元々痩せている子は自然の防寒アイテムである脂肪が少ないため、『冷え』やすくなります。

『冷え』を、「冷え性」とか「冷え症」と言うこともあります。
『冷え症』は、『冷え』を病気の「症状」として捉えた言い方です。
当然『冷え』は、ワンちゃん猫ちゃんにも起こります。

『冷え』は、手先や足先に起こるもの思う方もいます。
しかし冷えは、それだけではありません。
例えば、胃腸の動きが悪くなり腹痛や下痢を起こすこともあります。
このように『冷え』は、体調に様々なトラブルを引き起こします。

冬場の『冷え』予防には、腹巻も良い方法です。
もちろん運動して筋肉をつけ、栄養を摂って皮下脂肪を付けることも必要です!

体温が一度下がると、免疫力が30%以上も落ちるとも言われます。
そうなんです『冷え』は万病の元なんです!
日々の生活を見直しと血液の流れを改善し、『冷え』の無い暮らしを楽しみましょう!

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