ある季節になると皮膚炎、それって花粉が原因?
2022.03.06
花粉症の時期になると、よく聞かれることがあります。
実に実の・・・
この時期になると、犬も花粉症になるんですよ!
ヒトの場合では、花粉症はスギ花粉が飛散し始める2月ごろから見られます。
花粉の代表的な症状と言えば、くしゃみ、鼻水、目の痒みですよね!
しかし顔の肌荒れや痒み、眼の周りの痒みや浮腫みに悩む方のいらっしゃいます。
これは花粉が皮膚に悪さをする結果、見られる症状です。
これはスギの花粉ばっかりではなく、ヒノキやブタクサなどの花粉でも起こります。
皮膚の症状が出る花粉症を「花粉皮膚炎」って言います。
花粉症は花の咲く時期に起こりますから、毎年同じ時期に症状が出ます。
花粉皮膚炎は、体質が関係します。
痒いと、ついつい掻きむしってしまいがちです。
しかし皮膚に傷を付けてしまうと、皮膚のバリア機能が壊れてしまいます。
また掻いた刺激により、皮膚の炎症が悪化してしまうことも多々あります。
そして皮膚炎をそのままにしておくと、湿疹が広まってしまうこともあります。
花粉は、洗えば落ちます。
なので散歩から帰ったら、皮膚や毛に付いた花粉を落とすことを心がけます。
ただゴシゴシはダメ!
皮膚に刺激を与えては、かえって逆効果です。
犬の皮膚は、ヒトに比べて超デリケートなんです。
そのデリケートさを補うために、毛が生えてるんですよ!
そう言えば・・・
この頃、毛の薄い子が多くなっている気がしませんか?
お腹に毛が生えていない子も居ますよね!
毛のカールが落ちてきちゃった子・・
ま〜手入れが楽になったから良かったと思ってませんか?
若い時は毛がモコモコだったのに・・・
今じゃ薄毛って感じになって、それって年齢からって思ってませんか?
下の写真の子は・・・
10歳を超えてきたころから少し「お腹の毛」が薄くなってきちゃいました。
薄毛、それって本当は問題ありなんです!
犬の薄毛は、超奥深いんです。
薄毛に興味のある方は、ご相談ください!
もちろんヒトじゃ無いですよ・・・
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