院長ブログ

乾燥からの皮膚の痒みは解放だ!

2022.01.20

このところ、皮膚が乾燥気味になってしまうと思いませんか?
冬で乾燥してるし暖房も入ってるので、乾燥はしょうがないですよね。

乾燥した皮膚は、赤くなったり湿疹が出やすくもなります。
皮膚が乾燥するってことは、皮膚の脂肪分が足りないんでしょうね。
ヒトじゃ乾燥から起きた皮膚炎を「皮脂欠乏性湿疹」とも言いますもんね。

皮膚が乾燥することは、ヒトだけではありません。
犬の乾燥肌に出会うことも、良くあります。

皮膚の細胞をチェックすると、皮膚の水分が足りないのがよくわかります。
皮膚の表面を角質層と言いますが、その角質層の上は皮脂膜で覆われています。

この皮脂膜は、皮脂と水分からできている自前の保湿剤です。
そして角質層から水分が逃げないような、仕組みのなっています。
肌に潤いがあるのは、この皮脂膜の働きからなんです!

しかし皮脂膜の働きが弱まると、角質層を守れなくなってしまうのです。
その結果、角質層の水分が不足し皮膚の柔らかさが無くなってしまいます。
乾燥肌が進むと、痒みが出てきます。

ヒトじゃ足や背中、脇腹の皮膚に症状が出やすいですよね!
皮膚に炎症が起こると、皮膚のターンオーバーが早くなってしまいます。
その結果、皮膚が「カサカサで粉を吹いたみたいな状態」になってしまいます。

この状態のままにしておくと、さらに症状が進んじゃいます。
改善方法は、皮脂を補うことです!
「保湿剤」を使うことも良いでしょう!
でも、それだけじゃありません。

皮脂を補う方法には、いくつかあります。
また皮膚の痒みを止めるのは、飲み薬だけじゃありません!

もちろんひどい痒みがある場合には、飲まないとメンタルやられちゃいますよネ。。
他にも色々な方法がありますが、手間がかかります。
それだけ皮膚ってデリケートなんです。

過去の記事をさがす