院長ブログ
誤食
2020.03.13
子犬は、思いもよらない動きをします。
また信じがたい行動をとることも、多くみられます。
その中でよく見られるトラブルに、『誤食』があります。
子犬は、何でも噛んで遊ぶことがあります。
その中でも、食べられないものを飲み込んでしまうのが『誤食』です。
散歩にでれば石や小枝、家の中じゃ布、おもちゃや等々と身の回りにあるもの何でも食べる可能性があります。
とても注意しなければならないのですが、目線が違うため難しいこともあります。
< 食べちゃた布を吐かせたのですが〜 >
今までに食べちゃったものを挙げたら、まぁ〜数えきれません。
胃や腸で留まり通過できなければ、胃閉塞や腸閉塞を起こしてしまいます。
またモノによっては、中毒を起こしてしまうモノもあります。
だからと言って、ずっと見張ってることはできません。
また閉じ込めておくなんてことも、大きなストレスとなってしまいます。
予防の一番は、口に入れそうなモノを置かないことです。
ゴミ箱も、中に何も入ってないように!
ティッシュも高いところに!
ぬいぐるみも注意です!
それでも食べちゃうことがあります。
その場合は吐かせる処置を行なったり、内視鏡や手術を行う事が必要な場合もあります。
食べてから時間が経ってしまった場合には、治療が大変となることもありますので注意が必要となります。