そろそろ大掃除をしなくちゃ!
2022.11.03
子育てが終わって空き家となった巣箱から、巣ワラが飛び出て来た。
もう誰も住んでいないはずなのに・・・
何でだ?
疑問?
よくわからんけど、まぁいいや!
一部の鳥を除いて、鳥は一度使った巣を使うことがありません。
そのため、巣立った後の巣箱は綺麗に掃除をしておく必要があります。
そうしておくと、来年も小鳥たちが利用してくれるようになります。
まず巣箱の中のワラなどの巣材を取り除き、中を熱湯で洗います。
もちろん、巣箱の補修も大切です。
巣箱って、鳥以外も住むことがあります。
と言うか、鳥以外の孵化しない卵が巣箱の中に残っていたことがありました。
見た目は爬虫類の卵のようでしたが、何だかはわかりません。
また空き家かと思ったら蜂が巣を作っていたり、蜘蛛が多数居たなんてこともありました。
ちなみ鳥は巣箱の中以外にも、植え込の木の枝などに巣を作ることがあります。
例えば、野鳥がよく巣を作るのは雨戸の戸袋の中です。
ツバメのように、軒下の壁面や柱に巣を作る鳥も居ますよね!
この巣、ヒトの都合で撤去することができない時期があります。
それは巣に『卵がある』場合や、『ヒナがいる』場合です。
この日本には鳥や野生動物を守る法律として、鳥獣保護管理法というのがあります。
この法律は・・・
スズメやカラスなどの鳥、シカやクマなどの野生の哺乳類の保護を定めているものです。
その中の第8条では・・・
鳥を傷つけることや捕獲すること、鳥の卵を採取したり損傷させたりすることを禁じています。
捕獲とは、手に取るだけでも法律に該当しちゃうんんです!
つまり、触ってもダメってことなんです!
違反すると・・・
実に1年以上の懲役または100万円以下の罰金が科せられちゃうんです!
思ったより、高額ですよね。
植え込みに作った巣は、巣立ちまで見守ってあげましょうね。
もしやむを得ない事情の場合には、市区町村や県から許可をとり対応します。
巣を作られちゃ困る場合には・・・
鳥がワラなどの巣の材料を運び込んでいたらなら、即対応!
再び鳥が来ないように、何らかの対策をとる必要があります。
早期発見・早期対応が大切なのは、病気と同じですね!