院長ブログ
痛いのは嫌!
2020.02.21
痛みは、誰でもが経験したことのある嫌〜な感覚です。
しかも痛みは辛く不愉快、誰もが経験したくない感覚です。
痛みは、体が傷害された時に感じます。
痛いことは避けたい、だから自分の体を傷つけないように注意するようになります。
つまり痛みは、生き物にとって傷害からの防御システムなのです。
体が傷害を受けないようにするための、行動を制御させるシステムなのです。
また痛みは、体の中の異常や病気の存在を知らせてくれるモノでもあります。
高齢の子は、若い頃よりも痛みを訴えなくなります。
それは痛みを感じる度合いが下がったり、痛みを我慢できるようになるなどからです。
老齢の子が痛みを訴える場所は、歯周病などの口腔内と筋骨格系の病気です。
消化器系からの痛みも多く見られます
そして痛みから、体には様々な影響が現れます。
たとえば睡眠が浅く、眠れなくなったりもあるでしょう
そして無気力っぽくなり、日中から寝ていることも多くなります。
また食欲が落ち、栄養状態も悪くなり痩せてしまいます。
その結果、筋力量が減り関節の動きや柔軟性が失われてしまいます。
痛いのは誰も嫌!
痛いのは超ストレス!
痛いのもストレスも、無い方が良いですよね!
ちなみ!!
「痛いんだよ〜!」
と飼い主さんに訴えても
「老化?老化現象だからしょうがないよね!」
と勘違いしてしまうことも多いとされています。
その結果、痛みを取り除いてもらえないと言うことがあります。
またヒトには『先天性無痛無汗症』という病気があります。
何をしても痛みを感じない、そんな体になってしまっているんです。
痛くないと、恐れや怖いことも無くなるそうです!
痛いのも、ほどほど無いと生活には困るようです。