院長ブログ

肺ガンが!

2020.06.05

肺から発生したガンを「原発性肺ガン」と言います。
「原発性肺ガン」は病状が進むまでは無症状であることが多いため、健康診断などで発見される場合もあります。

乳腺や肝臓など、他の臓器から転移したガンを「転移性肺ガン」と言います。
最初に発生したガンの治療中の、定期的な転移の検査で見つかります。

ワンちゃんの肺ガンの多くは「転移性肺ガン」です。
治療を行わずにいた場合には、余命は半年以内と言われます。


<肺に丸いボチボチが、いくつも見えます!>

肺ガンの症状は『咳!』、体重が落ち元気がなくなります。
「咳」は肺ガンでなくても見られますので、見落とされてしまうこともあります。
このように肺がんの症状には特徴的なモノが少ないため、疑わしい時には早めの検査を行います。

肺ガンはレントゲン検査で見つかりますので、早期発見には健康診断が大切です。

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