院長ブログ

透け透けのマスク

2020.04.03

新型感染症ウイルスの蔓延から「一部の品物に買い占めが」というニュースを聞きます。
中でもアメリカでは、銃弾の売れ行きがすごいとか。
また銃販売店に、ヒトが押しかけているという話も聞きました。
でも〜弾丸は何でなんでしょう??

聞くところによると、
日用品が不足した際に起こる略奪行為に備えるため、だそうなんです。
そして非常食とサバイバル用品も、超売れてるそうなんです。
いやぁ〜場所が変われば買い求めるものが違うんですね〜

日本じゃ〜マスクが品薄なんです。
そのため、政府がガーゼマスクを各家庭に2枚配布とか。
日本の世帯数は約5300万世帯、人口は約1億2700万人。
と言うことは、1世帯2枚じゃ足りない家もあるじゃ〜ん!

当院でも、スタッフの数だけ毎日マスクは消費されていきます。
使い回しなんか当然ダメですし、ガーゼマスクなんかも使う気ありません。
マスクを増産してるって言うけど、どこに消えているんでしょう?

ネット上で売ってるモノもありますけど、品質がわかりません。
でも〜試しに、スタッフが買ってみたんです。

届いたマスクは薄くて、唇が透けて見えるんです。
「超〜エロチック!」って皆で大笑い!

息も普通にマスクを通って出てきちゃうんです!
形はマスクなんですが、マスクの意味なさそうなものでした。

我々の使用している医療用マスクは、サージカルマスクとも言われています。
これは空気中に飛んでいる、飛沫からの感染を予防するためのものです。
そしてマスクの性能を表す基準として細菌濾過率と微粒子濾過効率があり、それぞれが95%以上です。
このように、サージカルマスクには基準の素材条件(ASTM F2100-11)というものがあります。

しかし日本には、サージカルマスクの性能についての規格基準が無いんです。
と言うことはサージカルマスクと書いてあっても、実際には性能的に劣るモノもあるかもと言うことなんです!
基準がないって、そう言うことですから購入時には気をつけましょうね!!

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