院長ブログ

水分療法

2019.07.31

気温の上がらない肌寒い梅雨が明けたとたんに、熱暑・猛暑の日が続いてます。
気温が高くなると、体が必要とする水分の量も多くなります。
水分は生きるためには、とっても大切です。

体は水分で出来てると言っても、言い過ぎではありません。
体の占める水分は、だいたい70%とも言われてます。
それだけあると言うことは、それだけ必要ということです。

水分は栄養や酸素など生きていく上で必要であり、また健康を維持していくために必要なものを運びます。
不足すると脱水を起こし体の機能が低下してしまいます
夏場に多い熱中症は水分の不足から起きやすいため、水分の補給で防ぐこともできます。
ちょっと具合悪い子も、水分補給をしっかりしてあげるだけで元気になることが多々あります。

老齢の方が脱水症状を起こしやすいのは、年齢とともに水分をたくさん含んだ筋肉が減ってしまうため体に占める水分量が少なくなってしまっているからです。
また喉がかわけば水を飲むわけですが、実際には喉が乾いたと感じた時には脱水傾向にあります。
そのため意識して水を飲む必要があります。
しかしワンちゃん猫ちゃんは、そのような意識はありませんし知識もありません!

ワンちゃん猫ちゃんが水を飲まない、その理由の一番に痛みがあります。
口が痛い、歯が痛い、首が痛い、腰が痛い、お腹が痛い!
口内炎、歯周病、ヘルニア、便秘。。。
またヒト場合と同じように、喉の乾きに鈍感になってしまっていることもあります。

「ちゃんと水飲んでるのかな??」
そう思うようなことがあったら、飲んでる水の量をチェックしましょう!
水を飲んでいると、ちゃんと水を飲んでいるでは大違いです!
そのため、飲水量のチェックは日々の生活でも大切なことなんです。

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