院長ブログ

睡眠は大切!肝炎の治療で大切なのは休養と栄養です!

2022.01.04

昨年の冬に健康診断で、生まれて始めて「肝臓が悪い」と言われました。
いや~医師の言葉にショック!
気持ち的に、結構落ち込みました。

原因はなんだ??
医師は「飲酒」を主張するのですが・・
今はイベント飲酒なので、月に1、2回しか飲むことがありません。

ま~検査の結果からすると、ALT、ALKP、GGTともすべて高いんです。
なので、肝炎っちゃ肝炎です。

肝炎とは、何らかの原因により肝臓に炎症が起こる病気です。
そして炎症により肝臓の細胞が壊れ、肝臓の機能が徐々に落ちてしまうんです。

肝臓はお腹の右の方にあり、体の中にある臓器では最も大きいんです。
肝臓の主な働きは3つあります。

1.体に必要なタンパク質の合成と栄養の貯蔵
2.体の中の毒素の分解と解毒
3.フードの消化(主に脂肪)に必要な胆汁の合成と分泌

そんな肝臓ですが、トラブルが起こっても症状はすぐには出ません。
実に、私も無症状なんです!

でも気づかないうちに肝臓は壊れ痛み、わかった時はヤバい状態になってしまうのです。
そのため肝臓は「沈黙の臓器」とも言われます。
いや〜そんな肝臓のトラブル、早くわかってよかった!

肝臓の検査の結果をグラフにしたのがこれです!

肝機能検査の結果

肝機能検査の結果です

 

最初の健診が(健1)です。
2回目の健診(健2)で、さらに肝臓が・・・

肝臓を治す基本は『栄養と休養』が私の持論なんです。
自分の肝臓の調子をUPさせるには。。。
食べ物はそのままでいたい!
そこで「休養」でってことで、寝るのを早くし睡眠時間を多くとるようにしたのです。
(青い矢印が睡眠時間を長くとろうと決めた時)

普段は午前2時ころ寝てたのを、できるかぎり午前0時には寝る努力です。
そしたら何と!
何と!
肝臓は復活中です!

いままで多くの犬の肝障害も、食事療法を中心に改善させてきました。
何故って・・・
犬は休養は問題無いと思うので、栄養からの治療です。

そのため、今まで食べてたフードやオヤツをお持ちいただき・・・
まずフードの成分の見方と選び方を、しっかり説明です。
健康は勝ち取るモノ!
知識に勝る薬は無い!
私も肝臓の薬を飲まずに、治療中です。
睡眠で治療の限界がきたら、食事療法ですね!

肝臓の仕事のついて

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