雪の日

2021.02.10

雪が降るかもと年末に焦って冬用のタイヤに交換した、千葉県佐倉市の『若山動物病院』院長・若山正之です。
しかし雪降るような気配もなく、穏やかな日が続いてます。

雪が降ると、なんとなく嬉しくなるんですが・・
皆さんは、どうですか?


<何年か前の、雪の日の庭の様子です>

雪を見てるのは良いのですが、積もっては欲しくないのが本音です。
何年か前に幾日か雪がいっぱい降り、雪かきが大変でした。
雪はチラチラと降り、積っても限りなく薄〜く積もる程度が良いですね!

雪が積もると、家の中で温かくしてたいと思うのですが・・・
ワンちゃんの気持ちは、どうなんでしょうね?

童謡に
「犬は喜び、庭かけまわり」と言うのがありますが・・
今は、チョット違う子達のいます。

コタツの中や、ヒーターの前に陣取ってるんです。
ま〜犬種によって違うのはわかります。
しかしシベリアハスキーやコールデンレトリバーも、寒いのが嫌いな子もいますから、個性なのかも知れませんね。
一般的には、大型犬より小型犬の方が寒さが苦手なようです。

ちなみ私は、遊ぶ時には雪の中でも氷の上でも寒くても平気です。
しかし仕事に日となると・・・・寒さに敏感になってしまいます。
病院の子達は寒さは平気で雪の中の駆け回るし、凍った池の中にも入ります。

雪の中を遊んだ後のパッドは、冷え冷えになってます。
ワンちゃんは裸足で歩くわけですから、足裏がキンキンに冷えるのは当然です。
ヒトでさえ雪道を歩くと、靴の中の指先がジンジンしますもんね。

しかし彼らは、雪の中を歩く時に冷たい素振りを見せません。
それは肉球の角質層が厚くなっていて、冷たさが感じにくい構造となっています。
また肉球の血液が特殊な構造をしており、足裏で冷えた血液がそのまま体の中に戻らないようになっています。
そのため、肉球から冷えても体が冷えないのです。

雪の中を長時間歩くと、肉球の間の毛に付きいた雪が凍り肉球を痛めてしまいます。
そのため雪道の散歩では、肉球チェックをしてあげる必要があります。
冷えた足のケアに、足湯も効果ありますよ!

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