院長ブログ

膝蓋骨脱臼の予防

2019.07.25

これは小型犬に多い、後ろ足の病気に『膝蓋骨脱臼』があります。
膝蓋骨脱臼は、膝蓋骨が正常な位置からズレてしまうことで起こります。

膝蓋骨はヒザの部分にある骨で、よく言う『ヒザのお皿』、、丸い骨です。
膝蓋骨は太ももの骨のヒザに近い部分にある溝の上に乗り、ヒザの曲げ伸ばしにあわせて上下に動きヒザの動きをスムーズにしています。

小型犬の場合は、このヒザの溝が浅く膝蓋骨が外れやすい傾向にあります。
また膝蓋骨を支えている靭帯が弱いと、チョット無理した力が加わってしまうだけで膝蓋骨が溝から外れてしまいます。
例えば、ソファーやベッドなどの高いところから飛び乗ったり飛び降りたりするとヒザに無理な力がかかってしまいます。

症状は全く痛がらないもの、脱臼が自然に治ってしまうもの、関節や靭帯が傷がついたり筋肉の萎縮したり骨に変形が起こってしまうもの、痛みから足を上げてしまい使おうとしないものまで様々です。

実はこの『膝蓋骨脱臼』、発症を少なくする予防方法があります。

小型犬が発症しやすい『膝蓋骨脱臼』の予防、お手伝いいたします!
また再発の予防も、お手伝いをします。

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