院長ブログ
うんち注意報発令
2020.12.14
「うんち」の話を書いた翌日に、また「うんち」の事を書いている
千葉県佐倉市の『若山動物病院』院長・若山正之です。
そうなんですよ〜
今日は朝一番から「うんち」での来院が、異常に多いんです。
そのため院内は、うんち渋滞です。
昨日も書いたように、
飼っている環境も食べ物も違いますし、伝染病も流行っていません!
やっぱり、冷えなど天候が原因ですね!
今朝も気温が結構下がり、夜間は2℃くらいでした。
現在の気温は11℃です。
コロナ感染防止に窓が開いてますが昨日より冷たい風は入り込んできています。
散歩だからと言って外に出る時に防寒服は着ません。
屋内でぬくぬく生活、しかし外に出る時も素足です。
冷えると言っても、全身が毛むくじゃらだから大丈夫??
いや〜冷える時は冷えますよね!
季節の変わり目もそうですが、温度差がある環境では体に負担がかかるのはヒトと同じです。
しかも、思っている以上にです!
ヒトでは「寒暖差疲労」から「なんとなく体がだるい」ことがあります。
この「寒暖差疲労」とは、気温の変化に体がついていかない状態の時に起こります。
体温は個体差はあるものの、ほぼ一定に保たれています。
体温を一定に維持できるのは、自律神経の働きによります。
気温が高いときは、血流を活発にして体温を下げようとします。
また気温が低いときは血流を滞らせ、体温を逃さないようにします。
多少の温度の変化であれば、問題は起きません。
しかし寒暖の差が大きくなるにつれ、自律神経の働きが活発になっていきます。
その結果、エネルギーの消費も多くなり体が疲れてしまうのです。
そのような状態の時に今日みたいに冷えると、うんちに異常が出ちゃうのです。