45歳のとき
2021.05.20
整理してたら、出てきた写真。
撮影場所は、ロシアの東にある港町であるナホトカ郊外。
45歳のときのモノである。
ロシアで開かれたラリーに参加してたんです!
懐かしい!
車を新潟港から積んで、日本海を渡ったのです。
船に乗るときに関係者からビザを渡されたのですが、渡航理由が「ビジネス」になっていたのには驚きでした。
乗ったのは、いつもは地中海を航行しいるロシアの客船でした・・・
船は良かったんですが、海が大荒れで船酔いで大変!
車はデッキに積まれてたので、落ちないかヒヤヒヤ。
そのとき同行した医師から出された薬がセルシン5mg、効果バッチリ!
前年に来たときに両替したら、1,000円が75,000ルーブル。
それが65,000ルーブルになっていて、気落ちしたのを覚えてます。
ラリーでは、ドライバーは私、ナビゲーターは娘
ロシアに到着したら、ラリー最年少ナビゲーターって事で取材を受けてました。
ラリーは道なき道を「コマ地図」と言う、ルートマップを頼りにして走ります。
コマ地図は、目的地までの道順をコマで指図したラリーマップのことです。
そこには進む方向や分岐点、地形や目標物・・
またスタートからの総距離、前のコマからの区間距離が0.01kmの単位で書かれてます。
ナビゲーターは「ラリー・トリップメーター」で距離を測定しながら、ドラーバーに進む方向を指示出しします。
例えば・・
何もない平地を『10.12km進んだ地点で右に30度方向』に進めなんてことです。
そして、その日のゴール地をひたすら目指します。
そのため、rally=ラリーには『再び集まる』と言う意味もあります。
過去には、迷子になってしまったヒトも居たそうです。
しかも目的地から100km以上もズレちゃってたと、聞きました。
そうじゃ無くてもTOPでゴールしたヒトは、まだ日の沈む前なのに・・
最終ゴール者は深夜になることも普通です。
ちなみ私たちは、全行程でゴール地で夕焼けを見てます!
毎回ラリーから帰ってくると、日本の道路を走るのが怖くて・・
制限速度までも出せない状態が続くんです。
いや~車と車の距離が近くて近くて・・・