お知らせ

歯科検診の勧め!

2019.05.20

当院では、歯周の状態をチェックするため『位相差顕微鏡』を使用しています。
位相差顕微鏡は「細菌などを生きたまま観察する」ことができる顕微鏡です。
そのため細菌検査には、無くてなならない機材です。

動物病院での歯周病の予防と治療は、歯磨きや歯石の除去が一般的です。
しかし、これらの治療だけでは歯周病は治りません。
そのため内科的な治療を併せて行う、『歯科内科治療』が必要となります。

実際に、細菌の種類により処置や治療方法も変わってきます。
そこで位相差顕微鏡を使うことが、とても重要となります。

歯周病の治療・予防の手順

Step1 口腔内のチェック
位相差顕微鏡を使用し、プラーク内の歯周病菌を確認します
痛みのある検査ではありません
歯周病の原因菌を見極めます

Step2薬の選択
原因菌に良く効く薬を選びます
薬の効果を口臭の変化から実感できます!

Step3 除菌後に処置
歯石を取り除き、歯周ポケットを綺麗にします

Step4再確認
薬の効果、処置の効果を位相差顕微鏡で検査します

Step5定期健診
歯周病の再発を防ぐため口の中をクリーニングを、定期的に行います

Step6 症状の改善
口の中の症状の改善を確認します。
位相差顕微鏡での検査を定期的に行います。

歯周内科で重要な点は、位相差顕微鏡での健診です。
口臭が気になる、それは歯周病の始まりかもですよ!
歯科検診を受けましょう!