スタッフブログ
ひっつき
2021.06.24
千葉県佐倉市の『若山動物病院』の看護師・千明です。
いつものようにニコニコと可愛い笑顔でかまってアピールをするルーサー▼・ᴥ・▼
お散歩帰りでいつも以上に笑顔が輝いています (*´艸`)
ルーサーと見つめ合っていると、ルーサーの胸元に黒い物体を発見。
大きさ・形的にダニではなさそう…
なんだろう?
毛を引っ張らないように、ついている物が壊れないように慎重に取ってみると…
ついていたのはひっつき虫!
ひっつき虫はお散歩で気をつけなければならない植物の一つです。
毛の色やひっつき虫のつく場所によっては気付きにくく、体についたままにしていると
いずれ皮膚の中へ入ってしまい、化膿・炎症を起こす原因となってしまいます。
特に多いのが足裏。
ワンちゃんたちは裸足でお外を歩くので、足裏のトラブルはよくおこります。
ある程度の大きさの物を踏んだならワンちゃんも気にする素振りをするので人も気付いてあげられますが、
小さな物だとわかりにくく、気付いた時には皮膚の中に入り込んでしまっていて
足裏や足の甲がプクッと腫れて痛みが出たり出血したりします。
今回ルーサーは胸元についていたので発見しやすくてよかったですが、
お散歩コースのどこかにひっつき虫がいることがわかったので今後も気を付けなければいけません!
楽しいお散歩で痛い思いをさせないためにも、お家に帰ってきたら
全身を見て触ってしっかりとボディチェックをしてあげましょう (*・ω・)ノ