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歯ブラシだけじゃない!②

2021.02.12

千葉県佐倉市の『若山動物病院』の看護師・千明。

前回は歯みがきの代替としてデンタルガムのお話をしました。
今回はその続きです。

デンガルガムのほかにも歯みがきの代替となるのが歯専用フード。

近年のドライフードは小粒化が進み、あまり噛まずとも食べられるようになってしまいました。
ご飯をよく噛まないで食べていると顎を使わなくなることで唾液の分泌量が減ってしまいます。
唾液は天然の殺菌・洗浄剤なので、唾液が減ってしまうと歯周病になりやすくなります。

さらには、顎を使わないでいると脳への刺激や血流量が減ってしまい、記憶力や判断力・集中力の低下につながります。
ヒトの世界では、よく噛むことは認知症の予防になると言われていますよね。

歯専用フードは一粒一粒が特殊な構造になっていて、簡単に砕けないようになっています。
さらに、大粒に作られているのでよく噛まないと飲み込むことができません。
よく噛むことで歯の表面についた歯垢を削りとり、自然と歯をキレイにしてくれます。
柔らかい歯石であれば取れてしまうことも!

ご飯全てを歯専用フードに変えなくても、いつものご飯に混ぜたりおやつ感覚であげるだけでも効果はあります。
お腹も満たされて歯もキレイになるなんて、いいことばっかりですね!

 

次回は歯ブラシの必要性と選び方のお話!
お楽しみに!

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