スタッフブログ

まだまだ続きますよ

2021.09.19

千葉県佐倉市の『若山動物病院』の看護師・千明です。

9月も半分がすぎ、気温もだいぶ涼しくなってきました。
今日は、病院で暮らす子たちの予防薬デー!

ワンコたちは月に1度、食べるタイプのものを使っています。

(左がノミ・ダニ予防薬、右がフィラリア症予防薬)
予防薬

 

ワンコたちは食べるタイプの予防薬が大好きで、準備をしているとこの表情。

薬待ちのルーサーとシロ

 

特に好きなのはフィラリア症予防薬!
お薬が苦手なシロちゃんでも、喜んで食べてくれます (*´∨`*)

予防薬を食べるシロ

 

あまりの美味しさに、おかわりを熱望してしまうほど(*´艸`)

予防薬待ちのロイス

 

フィラリア症とは、蚊によって媒介する寄生虫が血管や心臓に入り込んでしまう病気です。

フィラリア症

心臓に寄生するため、重症化すると食欲不振や咳・呼吸困難などの症状があらわれ
最終的には亡くなってしまいます。

治療には外科手術による寄生虫摘出か、長期にわたる内服薬の投与しかありません。

フィラリア症にならないためには、定期的な予防薬の投与はとても大切です。
佐倉市のフィラリア症予防期間は5〜12月となっています。

予防薬投与開始時には、特殊な検査が必要です。
検査をせずに予防薬を与えてしまうと、万が一フィラリア症になっていた場合には、
ショック反応を起こす可能性があります。

そのため、きちんと病院で検査をおこなってから予防薬をあげるようにしてください。

 

猫ちゃんには、月に一度、背中にたらすタイプの予防薬があります。

チェックするおきく

背中の皮膚をかきわけ、皮膚に直接お薬をたらします。

投与方法

 

きちんと病気の予防をして、健康で明るく楽しい日々をすごしましょうο(*´˘`*)ο

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