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うずらの卵

2023.01.06

千葉県佐倉市の『若山動物病院』の千明です。

今日は猫ちゃんの去勢手術がありました。

「去勢手術」とはオスの生殖腺を摘出する外科手術のことで、メスにおこなう場合は「避妊手術」と言います。
去勢・避妊手術は性ホルモンの影響による問題行動の予防・軽減、攻撃性の改善、病気の予防のためにおこないます。

 

手術前の準備として手術部位の毛を除去していきます。
毛の除去後は手術部位に皮膚炎等の問題が起きていないか確認をするのですが、そこで面白いものを発見。

手術前

 

その面白いものとは皮膚の「斑(はん)」です。
斑自体は珍しいものではないのですが、タマタマの皮膚に斑があったのを見たのは初めて!

タマ

タマタマの大きさといい、斑の出方といい、まるでうずらの卵みたいですね (*´艸`*)

 

ちなみにうずらの卵の模様は個体識別のような役割があり、同じメスからは同じ模様の卵が生まれるそうです。
模様は卵が生まれる1・2時間前に卵に印刷され、外敵から見つかりづらくする目的があります。

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