院長ブログ

毛が薄くても使ってならない言葉は「○ゲ」

2022.11.17

動物保険会社のアニコムが「どうぶつの疾患統計」と言うものを出しています。
その中で、動物病院にかかる疾患の順位なるものが出ています。

その年によって順位は前後するかもですが、見た時は以下のようになっていました。

Dr.Nyan
Dr.Nyan
1位 皮膚疾患
2位 耳の疾患
3位 消化器疾患

皮膚疾患での症状と言えば、痒みや脱毛などさまざまなです。
また耳の疾患では痒いとか赤い、場合によってはジクジクです。

思えば、その昔は皮膚や耳での来院が多かったかもです!
しかし今じゃ、どちらの病気もそんなにって感じになってます。

その理由は・・・
良くはわからないのですが・・・
おそらく、飼い主さんの知識量だと思うんです。

Dr.Nyan
Dr.Nyan
若い時からの健診
フードの選び方、水分補給、
腸内や口腔内免疫力の上げ方
そんな知識の積み上げが良かったのかなって!
皮膚の様子

毛が擦れちゃって毛が抜けちゃいました

そう言えば、近々で見た皮膚の問題の子ですが・・・
毛が薄いと言うか、無い部分もある!
しかも痒みも、赤みも無い、ただの毛抜け。

せんせいの昔の話
若かりし頃の話んなんだけど・・
毛のいない子が来た時に「ハ◯」って連発してね・・・
大ひんしゅく!だったことあった
知ってる!
それ知ってるよ!
飼い主さんの髪も・・だっただよね。
せんせい、気遣いねえの!
Dr.Nyan
Dr.Nyan
いや〜
獣医師を50年近くやってると
失敗ありますって・・・
そうそう!
せんせいも・・薄くなった!
でも全く気にする性格じゃ無いもんねぇ〜

さてさて、この子の皮膚の話に戻って・・・
見た目は『擦れ』

服を着てるからなんでしょうけど、気になる!
なぜって、ここ1ヶ月で急に減ったんです。

そこで角質やら毛質などなどをチェック。
なるほど、なるほど!
こりゃ~擦れだけの問題じゃありませんねッ。

Dr.Nyan
Dr.Nyan
さぁ肌を作り、毛も元のように育てましょうね。
チョット手間と時間がかかりますが、綺麗になりますよ。
皆でお手伝いします!

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