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吸収病巣
2022.08.12
千葉県佐倉市の『若山動物病院』の看護師・千明です。
最近、猫ちゃんの歯科処置が増えてきています。
その理由は「吸収病巣」
吸収病巣とは、歯が吸収されて骨に置き換わっていく病気で、
3歳以上の猫ちゃんの約50%が罹っていると言われています。
それほど多くの猫ちゃんが罹っているにもかかわらず、「吸収病巣」という名に馴染みがないのは
歯周病との判別が難しく、発見が遅れてしまうことが原因の一つとして挙げられます。
今日、歯科処置を受けた猫ちゃんはワクチン時の健康診断で吸収病巣だとわかりました。
歯の表面についている歯石を削り取ると…
赤丸で囲まれた歯の根元部分に大きく穴が開いてしまっているのがわかります。
吸収病巣には予防法がないため、早期発見・早期治療が大切になります。
そのためには、お家での適切なケアと定期的な歯科検診が大切です。
詳しくは『Dr.Nyanの健やかコラム』で説明していますので、そちらもご覧くださいね!