<< February 2017 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 >>
Archives
Recent Comment
Recent Trackback
やっとここまで


遠い道のり
もうすぐ発刊の所までやって来た!

校正中
ねこのきもち6月号
明日、校正締め切り

今回も良い出来上がりだ!!

もうすぐ
表紙のデザインが届きました!


校正中
ここずっと夜更かし
原因は…本の原稿の校正



やっと一段落
あとは「まえがき」と「プロフィール」を残すだけ!

NHKからのメール


若山先生

お世話になります。
本日はご足労頂き、誠にありがとうございます。
わかりやすく楽しい、充実した講座を聴講させていただき幸せでした。
すっかり魅了されて、講座が終わる頃には、私も実家の柴犬を先生の病院に健康診断に連れて行きたくなってしまいました。
実家は長野ですが;

おかげさまで、ご受講の皆さまからは「次もぜひ先生の講座を!」とおっしゃって頂いております。
(後で聞いたところ、わざわざ受付まで喜びの声とリクエストを伝えにいってくださった方もいたそうです。)
今頃はみなさん、今日の感想をおうちで家族にお話しながら、わが子の肉球マッサージ中でしょうか。

教室とご家庭で、2回楽しんでいただける講座を、本当にありがとうございます。

とても素晴らしい講座なので、冬に向けて秋ごろに、
さいたまアリーナ以外からも講座の依頼をさせて頂くかもしれませんが、
もしご都合がよろしければ、ご無理のない程度にご検討いただけますと幸いです。

今後とも、よろしくお願い申し上げます。
夜も暑さが厳しい今日この頃、お体ご自愛くださいませ。

・…………・…………・…………・…………・……………・
株式会社 NHK文化センター 

NHKカルチャー
NHKカルチャーの講師を引き受けた。 
内容は…今考えてるところであるが
「0歳からの老齢管理」か「老齢管理」ん〜「老犬生活」

要約すると、こんな内容に…とりあえず、老犬にまつわる内容で話す事になってはいる!
犬は7歳になるとシニア世代に入ると言われています。
しかし7歳を過ぎても、愛犬の老化現象を見逃している飼い主さんが実際には意外と多いものです。
気が付いたら歩けなくなっていた、夜鳴きや徘徊が始まってしまったなど・・・そうなってから老齢対策を始めても元のように戻るのは難しいものです。
歳を取ると体にどのような変化が起こるのか、老化を遅らるにはどうすれば良いのか、愛犬にも飼い主さんにも負担がかからず一緒に楽しく老犬生活を過ごすための方法を実例を交えながらお話します。
またマッサージ用の肉球クリームづくりの楽しい実習も予定しています。

日時は、7月25日・10時から
場所は、さいたまアリーナ教室

第31会動物臨床医学会年次大会
大阪市中之島にある国際会議場(グランキューブ大阪)で第31会動物臨床医学会年次大会が開かれました。この学会は関西で開かれるものとしては一番大きなもので、同時に幾つもの会場で発表や講演が行われます。

今学会の中で行われた『動物看護師ステップアップ・セミナー』の講師として招かれたため、大阪へ行ってきました。

学会事務局から頂いた演題は
『老齢犬の夜鳴き/夜鳴き対策、家庭でできること!』
『徘徊とは/徘徊対策、家庭でできること!』でした。

老齢管理を行っている動物病院として先駆けということで声がかかったのですが、…しかし、この演題の内容には少し問題あり…!?

というのは、当院に通う子達には『夜鳴き、徘徊』が少ないと言うことなのです。
これは実際に『早期からの老齢管理』をきちんと行っていると、大きな問題もなく一生を過ごすことが出来ると言う事を実証しているのですが…

そのため夜鳴き、徘徊の対処法より、夜鳴きをさせないための老齢管理法をメインに話してきました。

この『早期からの老齢管理』の一つに『歯科管理』があります。
『歯科管理』と言うと小難しく思いがちですが、実は以外と単純・簡単なことなのです。
それは、子犬のうちから『ドライフードをよく噛んで食べる習慣をつける!』これが歯科管理で一番大切なことなのです。

子犬のうちから良く噛んで食べると顎の骨格や筋肉、唾液腺が発達し、噛んで食べる事が当たり前になってしまい、老齢犬になっても良く噛んで食べるようになります。
また唾液腺が発達する事により、唾液も沢山出るようになります。
唾液は口の中の汚れを洗い流し清潔な状態に保つだけでなく、歯周病の生育をも抑えます。

もちろん、さらに歯磨きが出来ればもっと良い事には間違いはありません。また歯磨きが出来なければ「アクアデント」を使用したマウスウォッシュだけでも良いでしょう。

このように噛ませて食べさせると言う、チョットした習慣が老齢になっても口の中の問題が少なく済むことにつながるのです。

この歯周病と夜鳴きには一見関連が無いように思われますが、大きな関連性があります。
歯周病を起こすと、歯や歯根部に問題が起きてしまいます。
そうすると歯が痛くて我慢出来ない、歯が痛くてちゃんと食べれない、そして、お腹が減った状態が続き、痩せて寒さが身にしみるようになってしまうんです。
このような事が、夜鳴きの原因にもなってしまう事があるのです。

夜鳴きは単純に老化によるボケだけでなく、日常の健康管理の結果、引き起こす場合もある事を知って欲しいのです。

明るく楽しく、健康で長生きするためには、日頃の健康管理がとても重要で、そのためには飼い主さんの愛情いっぱいの観察が必要なのです!

打ち合わせ
NHKわんにゃん茶館の打ち合わせがあった
今回の内容は「高齢の猫」についてである
高齢に猫が罹りやすい病気を回避するには、がメインの話になる
慢性腎炎と腎不全について話したのだが…
なかなか奥が深く、難しい点もある

収録は月末に当院で
放映日は…
ん??聞いてなかった


1通の手紙
可愛らしい封書が届いた
送り主は…
「ん〜?」
記憶に、ない

「いったい、何だろう?」
開けて読んでみると…
「ん?」
チョット前の記憶が、呼び戻される
そう言えば、そんな事があった

遠くに住む方に、老齢管理の相談を受けたのだ
相談を受けたときは歩けなかった子が
今は歩けるまでになったとか

こんな形で近況をお知らせ頂けるなんて
すっごく、嬉しい

老齢管理セミナー
東京都の動物担当職員への講習会の依頼があり、立川へ行ってきた
演題は、当然ながら「老齢管理」である

総武本線で東京へ出て、そこで中央線に乗り換えて立川まで行程だ
東京駅に着いたのが、正午前
中央線快速のホームへと行くと、駅の構内放送で何やら険しい駅員の声が
どうも人身事故があり、中央線快速が数分前から運休したとの事
しかも復旧の見込みは無い‥とも言っている

三鷹までは行けるらしいから、とりあえず行くしかない
東京から秋葉原に行き、総武・中央線普通電車に
混雑した電車の中に、咳をするヒトも居て
気分までが鬱に‥

昼食を途中でゆっくり、と思ったのが‥
まぁ〜時間に余裕があったから、良かったもののと、思いつつ
東京から、いつもの3倍の時間をかけて立川に到着
コンビニで買ったランチパックを、雨の中歩きながら囓り会場へ
休む事無く、講習会の開始なのだが

東京国立博物館
東京国立博物館に行ってきた
上野公園に隣接し、国立西洋美術館、科学博物館住所など周囲には様々な建物が建っている
特に、国立国会図書館の支部図書館として設立された国際子ども図書館には眼を惹かれた
国際子ども図書館は、国立の児童書専門図書館なのだが…
東京都の「歴史的建造物」にも指定されているくらい、趣がある
また東京国立博物館も、歴史ある建物で感慨深い

定時に、講演が開始された
演題の上に上がると、知った顔がちらほらと
中には手を振って下さる方も
その方たちの顔を見た瞬間、ス〜っと緊張もほぐれリラックス



なぜか全く知らないヒトの前に立つと、あがってしまう性格なのだ
しかも平常心に戻るのに、結構時間がかかるのだ

講演が始まった
客席を見渡すと、寝てるヒトがいる…
クソ〜と思い声のトーンをあげるが、効果なし
ん〜そりゃぁー当たり前だ!

持ち時間の40分は、内容的には短い
言いたいこと知って欲しいことが幾つかあるので、時間配分が難しい
タイムキーパーに支えられながら、無事に終了

その後、パネルディスカッションが行われたのだが…
講演よりも疲れた〜



与えられた仕事は無事に終了!し、環境省の方々などと反省会
私の講演の評価が、気になるところだ!

講演概要
明日、東京国立博物館平成館講堂にて講演を行うことになっている
動物愛護シンポジウムの中での基調講演である
今回のテーマは「めざせ!満点飼い主−ペットの高齢化について考える

私以外に、
日本獣医生命科学大学准教授の鷲巣月美氏
ヤマザキ学園副校長 井上留美氏
犬のしつけ方教室ドルチェカーネ中塚代表 中塚圭子氏
の講演もある

今回の私の講演テーマは
「老齢管理で大切な四つの病気を知って、太〜く!長〜く!生きよう」

【要旨】

最近「アンチエイジング」という言葉を良く聞きます。このアンチエイジングとは老化を防ぎ若返りを促す「抗老化」「抗加齢」の事です。老けたくないといくら努力しても、「老化」はすべての生き物に共通に与えられた生物学的なプロセスで、避ける事も止める事もできません。

若い時は健康管理が十分に出来なくても、何ら問題も無く元気に暮らす事が出来ます。しかし老化が進むに従い病気に罹る事が多くなり、それらの中には若い頃の生活習慣が原因となるものもあります。例えば肥満からは「関節疾患」を、また歯磨きが出来ずに「歯周病」になれば心臓病や腎臓病など内臓に重大な病気を誘発する事になります。老齢期の病気には、その時期からケアーを初めてもすでに遅いものもあります。

また犬の老化のスピードはヒトに比べて、相当早いものです。そのため老化のサインだけでなく、体の中で起きている大きな変化までもを見逃してしまう事があります。老齢期を快適に暮すには、早期に病気をを見つけ出し対処していく必要があります。

その病気とは、歯周病などの歯科疾患、弁膜症などの心疾患、椎間板疾患などの骨・関節疾患、甲状腺疾患の四つです。

歯科疾患の一つである歯周病は、その痛みから食欲や元気もなくすだけでなく、歯肉の血管から細菌が入り込み、心臓病や関節疾患、腎臓疾患など、体中に様々な病気を引き起こす原因となります。たかが歯石と思っていては、いけません!

心疾患を起こすと、血流の維持が出来ず心血管系を含む多くの組織や器官に悪影響を与えてしまう事が知られています。聴診で心雑音が聴取はできるが、まだ症状としては出ていない時期を逃してしまってからでは治療が間に合いません。

膝や肘などの関節の磨り減りや、椎間板ヘルニアや変形性脊椎などの骨関節疾患では、患部の周辺に痛みが起こります。これらの痛みから体の動きが悪くなるだけでなく、食欲や元気もなくなるなど、様々な症状がみられるようになります。

甲状腺ホルモンはエネルギー代謝、たんぱく質代謝、糖質代謝、など身体の様々な代謝に作用するホルモンです。老齢犬に多く診られる甲状腺機能低下症は、まるで普通の老化現象のように見えるため、とても気が付きづらい病気です。

このような病気にも負けず長生きする秘訣は、一に「飼い主さんの愛情」、二に「食事や飼い方などの飼育環境」、三に「獣医師や動物看護師の技量」と思っています。

動物がヒトと大きく異なる点は、「自分の意志で生活を改善する事が出来ない」事です。
そのため愛犬の生活の質を改善するには、飼い主さんの意志でしかないのです。飼い主さんが愛犬の何らかの兆候に気付き、生活を改善する行動を起こさなくてはなりません。老化のサインを見つけ出すのも飼い主さん、体の不調を見つけ出すのも飼い主さんなのです。
そして手当をするのも、動物病院に連れて来るのも飼い主さんです。飼い主さんの愛情なしには、健康で長生きは出来ません。

またいくら愛情があっても、行動が伴わないと健康には暮らせません。生きるために食べなくてはならない食事も、その内容がとても大切です。また住む環境や心理状態によっても、健康に大きく左右します。そのため、より良い食と住環境をつくる事がとても大切なのです。そのため病気であっても老化であっても快適に過ごすには、飼い主さんの愛情と住みやすい環境が不可欠だと思います。

そして飼い主さんをフォローするのは、豊富な知識や経験などを持つ獣医師や動物看護師の技量です。我々動物病院スタッフの仕事は、病気を治すのでは無く動物たちの持つ自己治癒力を手助けをする事、また飼い主さんに対して様々な情報を提供し理解と納得の元で良い老齢管理が行われることが重要になります。

時の流れる早さはすべての生き物に対して同じででも、老化が進む早さには個体それぞれです。高齢に見られる様々なサインのすべてが、老化現象とは限りません。中には病気による症状という事もあります。そのため「歳のせい」と決めつけたり、「歳だからしかたない」の一言で済ませてはなりません。
また飼い方によって命の長さが左右されてしまう…それがヒトに飼われている動物の宿命なのです。愛犬愛猫の老いを認識し、これから明るく楽しく元気に暮らすにはどうしたら良いのか一緒に考えていきましょう!

組のモノ!
顔にできた腫瘤を…摘除したのであるが…
年齢は、約15歳
いつものように術前チェックし、手術に備えて投薬を行ってからの処置である



最初は、顔の腫瘤だけであったのだが…
身体を点検してみると、あちらこちらに腫瘤が
結局、数カ所から取り除くことに

迎えに来た飼い主さんご夫婦は、傷を見て…
「ぉぉぉぉ〜!」
「ん〜思ったよりは…」



「出入りで、傷を負ったみたいですね〜」
「まぁ〜元々、顔が怖いから…」
「組の者、ですかねぇ!」
「組の名前を、モモ組にでもしましょうか?」
本犬を目の前に、言いたい放題!

このごろ、老齢犬の腫瘤の手術は本当に多くなった!
毎回、気を遣うこと大変である…にもかかわらず私は痩せない

16歳
16歳…そう言えば松本伊代が今でも歌ってるなぁ
伊代ちゃん、6月生まれだ
17歳…南沙織かぁ〜
篠山紀信の嫁さんになってしまったなぁ
こんな話をするヒトは…私と同世代かも

16歳、17歳は、シックスティ−ン、セブンティ−ンとも言われる年齢だ
若くて、ピチピチ
でも犬には辛〜い年齢…シックスティ−ン、セブンティ−ン!

そんなシックスティ−ンのヨーキーの手術が行われた
ここじゃ老齢管理を行っている関係で、結構高齢の子の麻酔を行うことが多い

今日は、足先に腫瘍できた腫瘍の摘除
歯科処置も、行うことになった

当然ながら、心臓は不整脈と雑音を出している
今回は、術前に1週間の投薬処置を行い処置を行った
ヨーキーなのに、気管の内径が17mmもあるのにはビックリ

「♪伊代はまだ、16だからぁ〜
  センチメンタル・ジャぁニー」と歌いながらオペを始めようとしたのだが…
心拍が安定しないのである
もうオペの始まる前から、冷や汗の連続
無事に終わるかなとも思いつつ
過去には、22歳の慢性腎不全、心臓病の子のオペも経験があるので、それをよりどころに頑張ってるのだけど

今回の手術は腫瘍を取るだけではなく、歯周病の治療も重要なのである
実際には歯周病は治らない
なので歯周ポケットから歯石を除去することがメインである

まぁ何とか無事に終えたのだが…
オペ前に、歌を歌ってたこともすっかり忘れてグッタリ
犬は酸素室で、ビンビンに元気店


よみうりペット
「ペットの『介護』を考える」と言うテーマで、
読売新聞社が発行する「よみうりペット」に記事が掲載された

  

11月6日にも、SHOP関係の方達へのセミナーの講師を務めたが…
世の中は、高齢犬に対してすごく興味があるらしい

どちらにしても…
その内容は、毎日の診療の中や専門学校で話しているものと同じである
しかし世間では、結構新鮮な内容と皆が言う
まぁ〜どのような内容にしろ、
この経験と知識が皆の役に立ってくれるのなら嬉しいしだいである!

温灸
温灸は、腰痛・腹痛等いろいろな症状に効果のある“ツボ”療法です。
ツボと言っても正確なツボを探して押す事は初心者には無理があります。
と言う事で誰にでも簡単に出来る爐咾鏖控筬瓩髻勧めてています。

温灸による温熱刺激により、自然治癒力を援助し高める事が目的です。
乾熱に比べ湿温灸の方が痛みのリバウンドも少なく、効果的と言われています。
そのため当院では“びわ葉エキス”を併用した湿温灸を行っています。

今日は、初めて温灸をする飼い主さんへ教えて日です
ほんわかと気持ちが良いので、静かに処置を受けてます


床ずれが治った
2008.09.01 Mondayで紹介した、寝たきりの子
床擦れが、治ったとの事で来院
肩を見て、ビックリ…
傷が無いだけでなく、もう毛がうっすらと生えてます



治療方法を伝授したときは、飼い主さんは〜眼が点
しかし信じてくれ、毎日実行したとか
基礎疾患は、心臓病とホルモン疾患…
そこをフォローしました!

床ずれ
チョット前までは歩いていたのに…
なのに、もう肩に床ずれが出来てしましました
しかも傷の奥に、骨が見えてます



床ずれは、治りが悪いものです
その原因の一つは、基礎疾患
例えば全身の栄養状態の低下や、甲状腺機能低下症などなど
基礎疾患は治療を遅らせるばかりでなく、床ずれが治らない原因にもなる事があります
そして治し方によっても、治り方が大〜きく違います!

床ずれになった子は、
体の状態を詳細に調べた後、飼い主さんに治療方法を伝授するのですが…
これが奥が深くて、説明がなかなか難しいんです!
でも一度理解して下さったら、後は続けるだけ!

犬の厄年
2.「犬の老化は、7歳、10歳、13歳 が厄年」

家庭犬では、七歳、十歳、十三歳の年齢を境に、さまざまな症状が出て来ることが多いように思います。
犬の?厄年?と言っても良いかもしれません。

七歳までは、病気知らずに暮らす犬も多いでしょう。
しかし七歳は、「シニア犬生活の始まり」です。
元気そうに見えても、心臓や腎臓、肝臓機能などの低下が見られるようになります。

最初の厄年を無事に乗り越えられるように、シニア犬になるとよく見られる病気について知っておく必要があります。
また肥満に要注意の年齢です。
人の「中年太り」と同じように、食餌の量を増やしていないのに、体重が増えてくることがあるからです。

人は中高年になると基礎代謝が低下すると言いますね。
犬も同じで、基礎代謝が低下しエネルギー消費が少なくなります。
肥満は骨や関節へ悪い影響を与えます。
そろそろこのくらいの時期から、カロリー控えめのシニア用フードを使うことも考えて下さい。

十歳。
まだまだ現役!と思いがちですが、アチコチにガタが出て、体の至る所に老化の症状があらわれるころです。

例えば歯周病から食べが悪くなったり、脚腰の痛みから歩き方がトボトボとなったりと、老化が見た目にも分かるようになります。
この時に、これらのサインが正常なのか病気からなのかを見極められなくてはなりません。

十三歳は、体の衰えと、気力の低下、認知症が心配になる年齢です。
認知症は柴犬などの日本犬、屋外飼育の犬、留守番の多い犬に多く見られます。
症状としては徘徊や夜鳴きが見られます。
サプリメントを与えるなどの方法もありますが、実際にはシニア犬の認知症は奥が深いため、老犬管理を行っている先生に相談するのがベストです。

街で多くの老犬を見掛けるようになりました。
でも、飼い主さんと話していて気になるのは
「歳だからなぁー、仕方ないよ」という言葉です。
本当に、その一言で済ませても良いのでしょうか?

犬や猫は、歳をとっても自分で生活を改善することは出来ません。
われわれ人でさえ、自分自身の体力の衰えさえ気付かないことがあります。
愛犬の老化を感じ取るには、意識した触れ合いがとても大切なのです。

完全に老いの症状が出てしまう前に飼い主が気付いてあげられれば、愛犬の老化のスピードを緩めることができます。
長く、明るく楽しく過ごすためには、日ごろの健康管理、病気の早期発見と早期治療が大切である事を知って下さい。

老齢管理とモンシュシュ
老齢管理に於いて、皮膚の健康を維持することはとても大切です。特に寝たきりになると、排泄で汚れた下半身が皮膚炎になりやすく、床擦れも起こりやすくなります。

皮膚の洗浄を風呂場で行っても良いのですが、「寝たきり」の場合には難しいこともあります。そのような時には、シャワーを使用するよりも大きな洗面器やベビーバスにぬるま湯を汲み「モンシュシュ入浴剤」を使い洗う方法をお勧めしています。洗面器やベビーバスなら、寝床に近い場所でも洗浄できますし、呼吸器障害を持つ場合には浴室内に水蒸気が立ち込めると呼吸が辛くなることがあるからです。



「モンシュシュ入浴剤」を溶かしたぬるま湯の中に入れ、ゆっくり皮膚の汚れを落とします。湯に浸かることで汚れが浮き上がってきますので、皮膚をゴシゴシ擦ったりせず指の腹で優しく触れるように洗います。またすすぎを必要としませんので、吸水性の高いタオルで充分に水気を吸収させた後、毛を乾かします。

小さな汚れは「モモンシュシュ美容液」を汚れの部分にすり込み、ぬるま湯で流してもかまいません。またスプレー容器や洗瓶に「モンシュシュ入浴剤」の溶け込んだお湯を入れ、かけながら洗ってもかまいません。体の下にペットシーツを敷いて、体から流れ落ちる水を吸わせながら行うと、後処置が楽になります。

「モンシュシュ入浴剤、モンシュシュ美容液」は、シャンプーの手間を省くことが可能でありながら、高い洗浄力を持ち皮膚の健康を維持できるアイテムとしてとても良い製品です!もちろん健康な子を洗うのにも、とても良い製品と思っています!

飼い主さんができる治療と管理
●●骨・関節疾患の場合、飼い主さんができる治療と管理●●

1.適正な体重の維持
  ・適正な体重の維持
  ・太りすぎの場合は減量が必要
  ・家族全員が認識し協力して行う「減量」が大切

2.緩やかで規則的な運動(制限運動)
  ・運動が不足すると関節がこわばり筋肉が萎縮してしまう
  ・過激な運動を制限
  ・関節を適度に動かし筋肉を使う
  ・緩やかで規則的な運動

3.痛みの管理
  ・鎮痛剤の投与
  ・緩やかで規則的な運動をするため、投薬前の確認事項
    高齢犬は循環器、肝臓、腎臓の機能が低下
  ・鎮痛剤を使用すると元気に、これは薬の効果で、治ったわけでは無い

4.温湿布とサプリメントを服用
  ・ホットパック(温熱療法)
    患部を温め、血のめぐりをよくし痛みをとる
    炎症が起こっている場合は禁止

  ・びわ温灸
    初心者にも簡単
    温熱で自然治癒力を援助し高める
    びわの葉エキスを併用し熱が徐々に冷める湿温灸
    乾熱に比べ痛みのリバウンドも少なく効果的



  ・モイスト・ヒートパック”
    米国製のレンジ温湿布
   レンジでチンするだけで繰り返し使える温湿布
   一般的に温めて良いと言われる疾患に使用
   変形性脊椎症、慢性の関節疾患、椎間板ヘルニアなど
   炎症を抑え腫れが引くため、痛みが軽減

  ・サプリメント
    “活性酸素”を押さえる抗酸化作用のあるもの

5.滑らない床、散歩コースの選択等
  ・滑りやすいフローリングの床は注意
  ・フローリングの床は、小型・大型犬ともに危険

  ・関節に負担をかけない散歩コースの選択が必要
  ・長時間の散歩、砂利道の散歩、自転車での引き運動には注意

as
アニマル・スペシャリスト向けの月刊専門誌と言われる「as」への連載が始まった
内容は、「老齢の管理」
これから2年間、毎月5000文字を目安に原稿を書くのである

AS

犬の管理がメインとなるのだが…
老犬の管理と言っても、実際には老犬の事を書いているのでは無い
いかに介護の無い老齢期にするか、その事を書いていこうと思っている

5月号の原稿は、校正が終了した
今は、6月号の原稿を書いている

この本では…
原稿は私が、絵はトモちゃんが描いている

腰が痛い
犬は四本脚
足腰が痛くても、後ろ足をあまり使わずとも歩ける
体重を前脚にかけ、後ろ脚の負荷を減らすのだ
だから上半身はマッチョになり、下半身は細細になるのだ!
歩き方も前脚は堂々と、後ろ脚はトボトボ歩き!

腰回り


こんなに長生き
ちまたで「○○でお肌の若返り」とか「老化防止に××を」などの広告を良く見ます。若返りを願い、老化を止めたい人が多いから、このような広告が多いのでしょう。
しかし人は歳をとれば老います。身体の衰えも隠せません。そして老化の後にくる死は、人に限らず、すべての生き物に共通のプロセスなのです。

統計によれば、日本では5人に1頭の割合で犬か猫を飼い、犬と猫の飼育頭数は、中学生以下の子ども人口よりも多くなっています。
伴侶動物として家族の一員となった日本の犬の平均寿命は、この10年間に3年も伸びたそうです。

当院でも20歳を超える犬や猫がやってきて、すごぉ〜く長生きしている事実を、あらためて認識する日々です。
当然ですが、長年連れ添った愛犬、愛猫に対しての飼い主の思い入れは強く、健康管理への意識は高くなっています。

犬や猫が長生きになった背景には、良質なフードの流通、獣医療の進歩、獣医師の技量の向上、飼い主の意識の変化などが考えられます。
長生きになった結果、心臓病や骨関節障害、ホルモン疾患などの老齢性に多い慢性疾患や、がんなど、過去にははあまり多くはなかった病気の受診が増えました。
世間的に「シニア犬」と呼びはじめるのは大型犬で7歳のころです。中型犬では9歳、小型犬で11歳のころより老化が加速すると言われています。

最近、「シニア犬介護」という言葉を耳にしますが、床擦れの防止など、体に対するケアが必要となることもあります。

老いた身体は慢性疾患が複雑に絡み合っていることがあるため、獣医師には豊富な知識が必要となります。飼い主さんには家庭で行える細かなケアの知識が必要です。
ペットがいかに健康で長生きするか。それは一に「飼い主さんの愛情」、二に「エサの内容や居住などの環境」、三に「健康管理をしている獣医師の質」だと私は思っています。

試験やってみます?
今日、後期末試験が終わった
問題を作るのには、骨が折れる作業だ
そんな問題に頑張って答えた生徒には、私の書いた本をプレゼントする事にした

第7問 下記の文章を読み、数字の書き込んである【 】内に入る適当な単語を下記から選び、またアルファベットの書き込んである【 】内に入る適切な単語を書き入れなさい!

「褥創」とは「床擦れ」の事です。 褥創の原因は、病気や老衰の為に【14】の状態になり、自分の重さで皮下組織や筋肉に【15】を起こした結果起こるもので、腰や肩、肘、顔の頬など、皮膚の下にすぐ【16】ような場所に多く見られます。

 症状的には皮膚が【17】程度から皮膚に【18】状態、その傷から【19】状態など様々です。 褥創を治療するにあたって、治癒に大きく関わる要因は、【20】、大きさ、深さなどの【21】、年齢、【22】、【23】などで、傷は一つとして同じものはありません。

【A】とは擦過傷などの創傷や熱傷などの治療の際に、従来の【24】と【25】を使う事を否定した治療方法です。 治療の内容から、閉鎖療法、【26】とも呼ばれる事があります。 傷口の内部に【24】を入れる事を避け、感染症の誘因となる【25】や【27】を十分に取り除き、患部を【28】させないように【29】に保ち、再生組織を殺さないように処置する事で【30】の再生を促すものです。 【29】を保持する為に食品用ラップを用いる事から、【B】と呼ばれています。

1.皮膚炎、2.寝たきり、3.化膿した、4.赤くなった、5.青くなった、6.皮膚が破けた、7.異物、8.骨が見えている、9.骨がある、10傷の状態、11.傷の大きさ、12.傷の場所、13.血行障害、14.栄養状態、15.基礎疾患、16.ガーゼ、16.包帯、17.消毒薬、18.患部、19.皮膚の汚れ、20.乾燥、21.濡れた、22.湿潤状態、23.壊死組織、24患部、25.潤い療法、26.レーザー療法、27.穴が開いてしまった、28.褥創療法

奈良までモービル出動
モービルNyanは、リアルタと呼ばれる米国Winnebago Ind., Inc.のキャンピング・カーを改造した往診車。
リアルタは米国製なのだが、運転席やエンジンなど駆動系がドイツ・フォルクスワーゲン社製。
ハイクォリティーで軽快なフットワークで、車幅 2,250 mm でも市街地や住宅地でも走行が楽、しかも座り心地の良いシートで移動時にも疲れを感じさせません。

モービルNyan

出動陸路をず〜っと走っての往診では、初めての長距離。
しかも1泊である。

東関東・新空港(佐倉IC) > 京葉(幕張) > (首都高東京線) > 東名 > 伊勢湾岸 > 東名阪 > (国道25) > 西名阪(郡山IC) 片道約550km

総員3名を乗せたモービルNyanは、ひたすら西へと走ること8時間後に西名阪・郡山ICに到着。
サービスエリアで休み休み走った割には、思ったより早めに到着した。
飼い主さんと合流し、休むこと無く診察の開始。
迎えてくれた、飼い主さん達の笑顔が嬉しい!

夜鳴き…
2月4日に茨城県の獣医師の集まりの場で話をする事になっている
演題は「老齢犬の実際的な看護、治療について」

あまりのも漠然な演題なので、獣医さん相手に話をするにも不安
どのように話を展開して良いか、ん〜考えてしまった
行き詰まってしまったので、茨城の潮来にある塚本動物病院まで話を聞きに行って来た

塚本先生は、とても明るい感じ
しかも病院は陽射しが入って明るい
何と医局のデスクはグレーで丸く、俺好み

色々と話て1時間が軽く過ぎ、だいたいの内容も把握はできた
「老齢犬管理で、何が一番困ってますか?」
帰り間際、塚本先生に質問してみた
「夜鳴きですねぇ〜」
考える事も無く、答えが返って来た
即答である

“夜鳴き”とは予想外の答えである
なぜって、当院では飼い主さんから夜鳴きの相談は無いに等しいのである

帰りの車での中で、夜鳴きについて考えてみた
昨年1年間で老齢看護していて“夜鳴きについて何かあったかな?”と
ん〜あまり思い当たらない

病院に帰って来て、夜鳴きの事をスタッフに聞いてみた
「夜鳴きがうるさいから、車のトランクに閉じこめてたヒトが居ましたよ」
「○○チビちゃんも」
でも全部、古い話だ!

「麻意先生?前の病院はどうだった?」
「多かったですよ…でも、この病院は少ないですよね…」
「前の病院と、ここの病院のやってる事の違いは?」
麻意先生の説明に、チョット分る気がするが
そんな違いが、夜鳴きが少ない原因だったんだな!

ゆっくりとしたスピードで老化しても、老化は止まる事無く進みます
病気であっても不都合の無いように、生活環境を整えてあげる事
快適な老犬生活を送るには、飼い主の愛情と環境が不可欠です
老犬生活に重要な事は、症状が出る前の予防なのです
完全に症状が出てしまう前に、愛犬の変化に気付いてあげる事

夜鳴き=ボケ、じゃぁ無い場合も多いようですよ!
飼い主さんに、何かを訴えてるんですね
その訴えを聞き、理解する努力をしてあげて下さいね
精神安定剤、睡眠薬の投与は、問題の解決にはなりません
また、新たなる問題が出てきますよ!


Profile
Search
Recommend
老犬生活 完全ガイド
老犬生活 完全ガイド
若山 正之
我々の考える老齢管理と、実践をメインにした内容です。一生懸命に書きました!
Mobile