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免疫療法
免疫療法を始めて2年になる。
当院でのリンパ球療法と樹状細胞療法も、100件を超えようとしてる。
この治療は、どのような症例にでも行われて良い訳では無い。
だから使用出来る症例を選択する必要がある。
また効果があると言われる症例でも、まだ効果の程は未知の部分も多い。
そのため今だ少数の施設が行う治療方法でもあり、賛否両論種々雑多である。
しかしたとえ治療に対して効果が薄くても、その子のQOLは確実に上昇する。
これは癌の三大治療方法には無い、大きな効果である。

実際に…
鬱のような状態だった子が遊び出したり、飼い主のさんに対しての反応も良くなったり、毛艶が良くなったりと…様々な反応が見られる。
そのような子の姿を見て、明るくなった飼い主さんの顔からその心境は容易に察する事が出来る。
たとえ命が存えなくても死までの苦しい時間が減り、しかも飼い主さんに笑顔が増えるのであれば治療効果があると言っても良いだろう!

先日も、1年半の長期に渡りリンパ球療法を行ってた子の病理解剖が行われた。
これは同じ病気を持つ子に対して少しでも役立って欲しいという、飼い主さんの動物たちへの深い愛情と病気への憎しみによるものからである。



我々の行う治療は、このような飼い主さんたちの崇高な支援にも支えられている。
心より感謝しております!

Nちゃん(猫):活性化自己リンパ球療法その後
【疾患】 
 腹腔内腫瘍、腎臓内腫瘍、胃粘膜の石灰化
(キャミックにてCT検査評価済み)  

活性化自己リンパ球療法をはじめて、10ヶ月が経過した。 
現在、インターフェロンを併用し3週間に1回のペースで治療中である。 
毛艶もよく、よく食べ、腸を巻き込んだ腫瘍も大きくならず排便も良好である。 

なぜ小康状態を保っているのか? 
それは飼い主さんの健康管理に他ならない。 
このままの状態を維持できれば、そう思いつつ今日も治療を行っている。

Nちゃん:活性化自己リンパ球療法6回目
【疾患】
 腹腔内腫瘍、腎臓内腫瘍、胃粘膜の石灰化
(キャミックにてCT検査評価済み)

【免疫療法目的】
 腫瘍性病変の進行遅延ならびにQOLの維持を目的とし、免疫療法を希望

【治療開始前主訴】
 嘔吐、下痢、発熱、食欲減退〜喪失

【5回目免疫療法処置後経過】
 毛艶も良く、元気・食欲も旺盛である
 QOLも上昇し、飼い主さんも治療効果に満足してる

【併用処方薬等】
 消化管運動機能改善剤、ヒスタミンH2受容体拮抗剤を服用

【免疫療法方針】
 1クール6回目の治療終了
 今後の治療方針を検討の予定

トレーニング
自家幹細胞移植療法 (間葉系幹細胞療法)の、培養トレーニングを受けてきました
受けたトレーニングは、二つ

・骨髄から採取した骨髄液による、骨髄幹細胞(MSC)培養
・脂肪組織による、脂肪幹細胞(ADSC)培養

幹細胞とは、体内のあらゆる細胞に変化する可能性をもった細胞です
その中で骨髄や脂肪組織の中の幹細胞は、筋肉、心筋、血管、骨、軟骨になる事が知られてます

これらの治療方法を再生医療と言います
これは、自分自身の細胞を体外で培養し増やす新しい治療法です
ヒトの医療では厚生労働省の先進医療に認定されている、世界中で研究が行われている治療法です

【当院で受ける事ができる、再生医療】

・癌休眠療法
   CAT療法
   DC-CAT療法

・幹細胞療法
   骨髄幹細胞療法
   脂肪幹細胞療法

Nちゃん:活性化自己リンパ球療法2回目
【疾患】
 腹腔内腫瘍、腎臓内腫瘍、胃粘膜の石灰化
(キャミックにてCT検査評価済み)

【免疫療法目的】
 腫瘍性病変の進行遅延ならびにQOLの維持を目的とし、免疫療法を希望

【治療開始前主訴】
 嘔吐、下痢、発熱、食欲減退〜喪失

【2回目免疫療法処置後経過】
 帰宅後ドライフード食べ、元気・食欲ある
 寝ないで動き回り、家中走ってた
 5〜6歳若返ったような感じがする

【併用処方薬等】
 消化管運動機能改善剤、ヒスタミンH2受容体拮抗剤を服用

【免疫療法方針】
 リンパ球療法時培養用採血3回目
 治療間隔 / 2週間毎

光線温熱療法(PHT)のセミナー
横浜で行われた、光線温熱療法(PHT)のセミナーに出席した
現在当院で行われている癌の治療方法は、外科手術、化学療法(抗癌剤)、免疫療法であるが、新しい治療法として温熱療法を導入を検討している

光線温熱療法は、癌細胞と健康な細胞の生存温度の上限値が違うことを利用した、侵襲の少ない…副作用がほとんど問題にならない新たな悪性腫瘍治療法として注目されている
これは免疫療法と同じく、慢性疾患や高齢で手術の出来ない子への応用が期待される

温熱療法では、効果を増強するために抗癌剤を患部に注入する
しかも使用する量は、全身投与に比べ少なく副作用がほとんど出ない

治療間隔と期間は…
 1週間に1回を4回
 2週間に1回を4回
 4週間に1回を4回 の合計12回が基本となる
ただ感受性の低い腫瘍は、最初の治療が1週間に2回となるそうだ
また終了した後も、再発状況を見ながら治療を行っていく
1回の治療時間としては20分程度
ただ腫瘍の場所や状況により局所麻酔や鎮静が必要になることもある

温熱療法は、他の治療方法と併用しても行える
今回のセミナーで使用した機材は、体表にある癌を対象としている
そのため腹腔内の腫瘤には、まだ問題が残っている部分が多いように思われた



嬉しい一言
お腹の中に腫瘍がある子がいる
CT検査の結果
腎臓、肝臓にも転移してしまっている
気が付いたときには、食欲も元気も…そして動かない

手術も無理、抗ガン剤も放射線療法も出来ない
そんな子の、リンパ球療法が始まった

何かしてあげたい、どうにかしてあげたい
飼い主さんの気持ちとしては、ワラをもつかむような感じなんだろう

初めてのリンパ球療法をして…
初日には全く変化無し…何にも変わらないぞっ!って…

しかし、日に日に行動に変化が出て、階段を上るようにもなってきた
食欲はある訳じゃ無いが、鰹節をほしがるようにも
また目元もハッキリしてきているとか

すべての子に、このように効果が見られるとは思わないが
少なからずも治療を受けた子には何らかの変化が見られてる

そして家族の方の一言
「やって良かった!」が、すっごく嬉しい!

肺癌
突然の呼吸困難から8ヶ月が経過
それからの間、ほぼ1〜2週間毎に全身麻酔下で胸水を抜いている
CT 検査では、手術は不可能との診断が出ている
その子の、活性化リンパ球療法が始まった

唾液腺癌
免疫療法のための、リンパ球の培養が始まった
最初の患者さんは「唾液腺癌」
細胞診で悪性
CT検査の結果、癌は頸動脈・静脈や迷走神経を巻き込んでしまってた…

まず頸動脈・静脈や迷走神経を傷つけず、丁寧に腫瘍細胞を摘出
その後、活性化リンパ球療法を行うのだ



本日採血し、リンパ球を分離
分離したリンパ球を培地で2週間ほど培養する
万が一、腫瘍の再発の事も考え摘出した細部を保存してある

摘出組織は、樹状細胞療法の際に樹状細胞に肝細胞を認識させるために保存しておくのである

多くの子が、幸せに暮らせるよう頑張りたい

免疫細胞療法を始めます
癌は一般的には、手術や抗癌剤、放射線で取り除こうとします。
しかしこれら治療方法は身体に大きなダメージを与えてしまいます。
近年、体に備わっている免疫力を強め癌の発症や進展を抑えようとする治療方法が試みられています。
これが免疫細胞療法と呼ばれているものです。

この癌の第四の治療方法として「免疫細胞療法」による治療を、来月から始めます!
当院で行われる治療方法は

・活性化リンパ球療法
・樹状細胞療法
・樹状細胞+活性化リンパ球療法

詳細は、お聞き下さいね!

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若山 正之
我々の考える老齢管理と、実践をメインにした内容です。一生懸命に書きました!
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