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夜鳴き…
2月4日に茨城県の獣医師の集まりの場で話をする事になっている
演題は「老齢犬の実際的な看護、治療について」

あまりのも漠然な演題なので、獣医さん相手に話をするにも不安
どのように話を展開して良いか、ん〜考えてしまった
行き詰まってしまったので、茨城の潮来にある塚本動物病院まで話を聞きに行って来た

塚本先生は、とても明るい感じ
しかも病院は陽射しが入って明るい
何と医局のデスクはグレーで丸く、俺好み

色々と話て1時間が軽く過ぎ、だいたいの内容も把握はできた
「老齢犬管理で、何が一番困ってますか?」
帰り間際、塚本先生に質問してみた
「夜鳴きですねぇ〜」
考える事も無く、答えが返って来た
即答である

“夜鳴き”とは予想外の答えである
なぜって、当院では飼い主さんから夜鳴きの相談は無いに等しいのである

帰りの車での中で、夜鳴きについて考えてみた
昨年1年間で老齢看護していて“夜鳴きについて何かあったかな?”と
ん〜あまり思い当たらない

病院に帰って来て、夜鳴きの事をスタッフに聞いてみた
「夜鳴きがうるさいから、車のトランクに閉じこめてたヒトが居ましたよ」
「○○チビちゃんも」
でも全部、古い話だ!

「麻意先生?前の病院はどうだった?」
「多かったですよ…でも、この病院は少ないですよね…」
「前の病院と、ここの病院のやってる事の違いは?」
麻意先生の説明に、チョット分る気がするが
そんな違いが、夜鳴きが少ない原因だったんだな!

ゆっくりとしたスピードで老化しても、老化は止まる事無く進みます
病気であっても不都合の無いように、生活環境を整えてあげる事
快適な老犬生活を送るには、飼い主の愛情と環境が不可欠です
老犬生活に重要な事は、症状が出る前の予防なのです
完全に症状が出てしまう前に、愛犬の変化に気付いてあげる事

夜鳴き=ボケ、じゃぁ無い場合も多いようですよ!
飼い主さんに、何かを訴えてるんですね
その訴えを聞き、理解する努力をしてあげて下さいね
精神安定剤、睡眠薬の投与は、問題の解決にはなりません
また、新たなる問題が出てきますよ!


久々の名刺
この頃、なぜか名刺の消耗が多くなった
それだけ、多くの方との出会いがあるのは嬉しいことである
消耗が少なかった今までは、必要な分を自前で作っていた
しかしこの頃は、その時間も取れず間に合わない事もある

そんな事で、名刺の在庫が無くなる前に名刺を作ることにした
少し余裕があると、ヒトは色々な事を考えるものだ
“今までのような、単純な名刺じゃ面白くない…”

そうだ「Nyanでもトーク」で毛筆の話が出てたなぁ〜
毛筆で書いた名刺も、面白いかも
ん〜でもぉ…毛筆だと文字が大きくなるから、文字数も限られる…
そんな事で生まれ出た、名刺がこれである


名刺


まぁ世の中は個性の時代だし、こんな名刺も良いかも
もちろん裏には、普通の名刺のように色々と書いてありますよ!

デジカメは消耗品
近くの大きな電気屋さんにデジカメのバッテリーを買いに行った
撮影中に、すぐにバッテリーが上がるため不便だった
その度に充電しても、10枚も撮影が出来ない感じになってる
ポケットにバッテリーを突っ込んで、歩いて行ったのだが…

バッテリーを店員に見せると
「ん?」と言って、在庫を調べだした
「もう、製造中止になってるバッテリーですねねぇ〜 そんな事で在庫がありません」

店員の答えに、唖然と
「チタン製だから丈夫で長持ちしますよ!って言われたから買ったのに
 カメラは壊れなくても、使えなくなるんかい??」
ついムカついて、食ってかかってしまった

「いやぁ〜デジカメは今は消耗品みたいな物ですからね」
“…カメラが消耗品?”
「1万円、2万円で買えますからねぇ〜」
店員は次から次と、この気持ちをかき乱すような事を言い続ける

あの時に、悩み悩んで貯めてあった小遣いをはたいて買ったデジカメである
しかも、絶対に消耗品とは言えない金額である

6800Z


普通の1眼レフカメラだったら、こんな事はありえないだろう!
今も、30年以上も前の1眼レフカメラも使っているけど、消耗品と言われるような事は無い

電気屋の店員に、あちらこちらを探してもらって結局はバッテリーが見つかった
でも製造中止の物であるから、そのうち手に入らなくなるのは確実だ
ん〜このデジカメが使えるのも、いつまでの事なんだろう?
カメラの機能は問題ないのに…残念な事である

胃内異物
チワワの○○○君が、鬱な顔をして来院した
ん〜お腹が痛いようである
しかも4kg以上あった体重が3.1kgにも痩せ、元気・食欲が無く、嘔吐もあり動かずうずくまっているとの事

腹部の触診により小腸に腫瘤塊が、しかも聴診で心雑音が確認できる
そんな事で血液検査、X線検査、心電図検査、甲状腺ホルモン検査等が行われた
現像の終わったレントゲン・フィルムには…
 とぐろを巻いた大きな白い影が…胃の中に確認できる
 また小腸の中にも、同じような小さな影がうっすらと…
異物を飲んでしまっていたのです!

X線写真


詳細な検査の結果…
 胃内異物により胃炎が起きている
 腸は不完全閉塞状態である 
 脱水が起きている
 甲状腺機能低下症、腎臓障害等が見られる
 腹痛は起こしているが、腹膜は起こしてはいない

【処置】

異物はだいぶ前に飲んだものと判断
内視鏡での胃内異物の除去は、異物の大きさから無理と判断
救急事態とまではいかないため、開腹手術は様子を見ながらとなった

静脈輸液を行い脱水と、胃炎に対する処置
処置後は嘔吐が無かったため、食餌療法の開始
しかし食欲が無いので、強制給餌を慎重に行った

入院後3日目に、腸内の異物が便と一緒に出てきた
そして5日目には、胃内の異物が便と一緒に…

異物


出てきた物は、プラモデルのパーツとビニールテープであった

飼い主さんの言葉
「やっぱり…飲んでた
 こんな大きな物が体重3kgのチワワの腸の中を、通過して出てくるんですねぇ〜」

そうですねぇ〜
今までお腹を切らずに、色々な物をウンチと一緒に出してます
過去に一番多かった物は…焼き鳥の串
焼き鳥を串ごと、美味しく食べちゃったんでしょうね
飼い主さんは、冷や汗たらりの大あわてです

まぁウンチと一緒に出すと言っても、ちゃんとノウハウがあります
処置法を説明すると「んんん?」って考え込む飼い主さんが、ほとんど
麻酔を使わず、内視鏡も使わず、もちろんお腹を切る事も無く
信じて下さった飼い主さんは、多いですよ
でも、その方法で出せない異物もありますので!

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老犬生活 完全ガイド
若山 正之
我々の考える老齢管理と、実践をメインにした内容です。一生懸命に書きました!
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