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停電
  • 2007.04.22 Sunday
  • -
  •  
診療が始まって少し経った時に、突然の停電。
当院で、一番電気を使うのが事務室である。
そのブレーカーは落ちても、建物すべての電気が使えなくなった事は無い。

早々、ともちゃんがチェックを入れて報告に。
「配電盤見ても、どこもブレーカー落ちてないんですが??」
「停電じゃん?」
「東電に連絡して!」
「もう東電に電話したんですがぁ〜
 “お宅からしか連絡が無いから、ブレーカーが落ちたんじゃ無いんですが?”って事なんですけど!」

そんな事なので、電設会社に連絡してみたんです。
まもなく来た電設会社の人がチェックしたのですが…
“引き込み線には電気が来てない”と言うことなんです。

そんな事で、再度東電に電話すると…なんて事か…
「停電の電話が他からも入ったので、停電かも?いれないと言う事で今担当者に連絡しました。」
って言うんです。
何て事でしょう!当院から電話を入れたのは30分以上も前のこと
結局、2時間以上も停電だったんです。
原因は、電線が切れたためとか…
電話が一件だけだと、それは無視して聞き流すんでしょうか?!

初仕事
  • 2007.04.19 Thursday
  • 学校
  •  
国際動物専門学校での授業が始まった。
東京の渋谷を経由し、東急田園都市線「駒沢大学」まで通うことになる。
遅刻しないためには、朝の6時半過ぎに家を出なくちゃならない。

授業を行うに当たり“決められた時間内で、いかに心に残る内容で行えるか”。
授業中に居眠りをいかにされないか。
それらが、気になった。
教科書が無いわけだから、教える内容も自由自在。
それだけに、責任も重いかも。

内容を上手く伝えるために、スライドを作ってプロジェクターで投影する事にした。
照度の低いプロジェクターを使うにと、部屋を暗くしなければならない。
そうすると自然に睡眠のスイッチがオンになる。
なので、部屋を暗くしないでもすむように照度の高い機材を用意した。

準備万端、さぁ授業開始。
ん?
パソコンからプロジェクターへのデーターは、無線で転送するのだが‥
プロジェクターが、動かない。
生徒達の視線が、俺に一気に集まる。
ん‥
老齢管理の講義を行う者が、呆けてたら何にもならない。

プロジェクター無しでの講義の開始。
世の中、筋書き通りにはいかないものだと実感。

本日で退職
今日まで、毎週木曜日…と言っても、ほんの短期間ではあったが、診療を手伝って来た、茨城県にある「岡田動物病院」である。
ここの院長が、千葉市内に新しい動物病院を建てたので、茨城の病院を手伝うことになった。
実は、毎週火曜日には“ドクターかとり〜ぬ”が、同じ岡田動物病院で診療をしている。

okada AH

来週から私は、東京にある国際動物専門学校に講師として行く事になっている。
教える授業は「老齢管理学」
適当な教科書が無い分野なので、自分で書いている。

名残惜しいが、岡田動物病院は本日で退職である。
スタッフの皆さん、これからも頑張って下さいね!

集合注射
狂犬病予防集合注射なるものが、今年も始まった。
我が日本でも、狂犬病に感染し亡くなったヒトも居るが…

しかし犬の飼い主の多くは、危機感を全くと言って良いほど持ってはいない。
発病したら治療方法が無く死ぬしかない病気なのに、と思うと恐い!
実際に、世界中で年間数万のヒトが死んでいる病気なのである。
しかも最終的には「呼吸麻痺」で死ぬのである…
呼吸麻痺=息が出来ない、嫌な病気である。

集合注射

市町村で行う、集合注射は野天で行われてる。
だから、雨が降った時はテントを張ったりとチョット大変である。
会場に来ると、問診医が問診票のチェックと再度健康状態を確認し、問診票にサインをする。
注射医は、問診を受けたことを確認し予防注射を行うのである…

ただ問診票に嘘の書き込みをしたりして、事実を正確に伝えない飼い主も居る。
「問診票、全部イイエに○ですが、間違いありませんか?」
「ん、大丈夫ですよ!」
「今日の状態はいかがですか?元気・食欲はどうですか?何か変わった事はありませんか?」
「ん、大丈夫、いつも元気だ!」

そんな事で注射を行うと、興奮したのか
“ゲホっ、ゲホっ、ゲぇぇぇぇ〜”
そんな咳込みを、犬が始めるのである。

びっくりして、飼い主に問うのであるが…
「いつも、こんな咳しますか?いつからですか?」
「ん?朝晩いつもだ?!」
調子悪いんじゃん、注射打てないじゃん!!確認したのに!

こんな事は序の口、色々な事が注射会場では起こります!

胃内異物-2
ドッグランでオモチャのボールを口の中にいっぱい入れたので
「ん〜やばい」
飲んだら困ると思い、おやつを見せてオモチャと交換しようと思ったら…
「ゴックン、ハイ〜おやつも頂戴!」
飼い主さんの予想に反して、オモチャを飲んでしまったのである。

同じ話は良く聞きますよ〜
口の中の物を出して欲しかったら、焦らず、騒がずに、手には何も持たずにゆっくりと諭すようにしましょう!

話を聞くと、過去にも飲んだことがあるとか…
そして、そのときは胃を切って取り出したそうだ。
そのような思いをしても、また飲んだとのこと。
飼い主さんは、再度の胃切開手術を覚悟しての来院である。
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アデカット(Adecut)
  • 2007.04.01 Sunday
  •  
薬の本を見ていたら、アデカット(Adecut)と言う名前が書いてあったんです。
アンジオテンシン I 変換酵素(ACE)を阻害することにより、血圧を上げる体内の物質をおさえ血圧を下げる薬で、製造元はあの有名な武田薬品工業です。
ACE阻害薬と呼ばれ、犬や猫でも使う事がある薬の仲間です。

adecut

この薬の「アデカット」と言う名前…
製造元の「武田」をローマ字で書いて「takeda」後ろから読んでみると「adekat」何となく、アデカットって読めちゃうんですよねぇ〜

このアデカットは、私は使ってはいません。
何故って、犬用・猫用のACE阻害薬があるからです。

ACE阻害薬は血糖、脂質などの影響を受けず広く用いる事ができ、しかも効き目がよく、安全性も高い薬です。
しかも予後改善効果(長生き)についても証明されている、とても良い薬です。
心不全や腎不全において有効性が示されています。

我々の使用している薬の名は、アピナック錠、フォルテコール錠、エナカルド錠、エースワーカー錠などです。

【効能】
犬の僧帽弁閉鎖不全による慢性心不全の症状進行の原因となる、レニン、アンジオテンシン、アルドステロン系(RAA系)を抑制し、血管拡張作用、容量過負担の低下、利尿作用、心筋出量の増加、心筋保護により、心臓への負担を減少させます。

猫の慢性腎不全に対しては、RAA系を阻害することにより、輸出細動脈を拡張し、亢進した糸球体内圧を下げ、また、メサンギウム細胞の増殖を抑制し、ネフロンの消失や尿蛋白の漏出を抑制します。
さらに、慢性腎不全の増悪因子と考えられている尿蛋白を有意に低下させます。

のうきょう
呼吸が悪く、虚脱気味…意識が遠く反応が薄い猫が来た。
横隔膜を傷つけたか、肺に水が溜まっているか、独特の呼吸の仕方をしている。
聴診すると、心音が遠い
しかも、お腹の方では肺音が弱く聞こえ、背中の方では肺音が強く聞こえる。
レントゲン写真を撮ると、肺が背中の方に小さく写っている。

膿胸

「ん〜肺に水が溜まってますね」
「その水が膿であれば、のうきょう!です。」
のうきょうと言っても、JA農協じゃぁ無い。
膿胸と書く。
この膿胸は、胸膜が何らかの原因により炎症を起こて膿がたまった状態を言う。

広く剃毛し、イソジンで手術部位を消毒して、針を刺すと…
ちなみに針は、心臓を刺さないように第7から8肋骨の間に刺すのである。
刺した針からは、濃厚なポタージュ・スープ状の液体が出て来る。
膿である。
しかも、すご〜く臭い。

採取した膿は培養され膿胸を起こしている菌と、その治療薬が決められる。
温めた滅菌生理食塩水で胸の中を洗うのだが、廃液中には膿の塊がいっぱい出て来る。
しかも、胸をトントンと軽くたたくと、その塊がさらにいっぱい出て来る。
この子は日に幾度も胸の中を洗われ、抗生物質で治療を受けて行くのである。

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老犬生活 完全ガイド
若山 正之
我々の考える老齢管理と、実践をメインにした内容です。一生懸命に書きました!
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